レッツその日暮らし

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セルフ・エフィカシー

運動が苦手な子ども時代だった。そして運動の楽しさを知らないまま中年になり、体重計が見たことのない数字を示すようになった。
贅肉は、自分の体に蓄積した、醜い余計な荷物だ。重たいこれらを下ろして、身軽に生まれ変わりたかった。どうやったら身軽になれるだろう?身軽になったらどうしたい?
未だ道半ばなので、これからの目標を書くならば、身軽になってもっと楽しいことをしたい。山に登りたいし、マラソン大会にも出てみたい。クロールで楽に長くきれいに泳ぎたい。洒落た服装も試してみたいし、それは、「どうせ自分なんて駄目なんだ」と言って避けてきたものたちへの再挑戦かもしれない。これまで避けてきたことを、できるようになりたい。

この「どうせ自分なんて」を言う前に、やってみてもよかったのかもしれない。いや、仮に言ったとしても、やってしまうという手もあった。やらずにいたのは、なぜだろう?
それは、自分は安全圏にいて、失敗したくないとか、批判されたくないといったことかもしれないし、単に面倒だったのかもしれない。自己効力感の考え方をあてはめるなら、できる、と思い込む力が足りなかったし、成功体験が少なく、モデルとなる人物が身近にいなかった。

なるほどなあ、運動に苦手意識があることはわかっていたけど、だからといって「どうせ自分なんて」ってなんでもかんでも避ける必要はないし、自分から可能性を狭めて、卑屈になったり萎縮する必要はないよなあ。白か黒かの二択じゃないし、学校じゃないから今更点数をつけられる訳でもないんだ。仕事ならいざ知らず。そうだよ、仕事じゃないんだからね・・・楽しく、楽しくね。