レッツその日暮らし

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歯医者さんが優しい

会社近くの歯医者。夏頃から通っているが、随分長いこと放置していたせいで、当たり前のように、年をまたいで通うことになっている。
この歯医者さんは、先生以外のスタッフ含めて3人しかいない様子の医院だけれど、とても感じがいい。優しいし丁寧だし痛くないから、行くのが楽しみとまではいわないが、行くのに不安が全くない。
歯科医師やスタッフ自身が通いたくなる歯医者さん。そんな雰囲気である。

これまでそういう感じかたを、歯医者通いに対して持ったことがないので、最初は若干戸惑っていたのだけれど、この頃はすっかり相手のペースに身を任せるテイで、うっかりすると世間話までしてしまいそうになる。予約が詰まっていそうなので気をつけないといけない。
受付にあるカレンダーの、カールおじさんとばいきんまんを足して2で割ったような黄色いキャラクターは、ムシバラスというそうだ。そうそう昔絵本で見た。CMもやっていたかも。等々。

福祉事務所だって、こうありたいと、心から願うこの頃だ。
行くのが楽しみとまではいわないが、行くのに勇気が必要だとしたら、職員は改心せねばならぬ。そして、客よ、来るなよ、来るなよと思っていると(恥ずかしいことに、そういう職員はいる)必ず相手に伝わる。伝わって寧ろ当然で、なんなら怒らせて、二度と来るなよと伝えている。制度や仕組みを伝えて、適正実施のためにふるいにかけているというのは口実で、内心では、自分が優位に立ち相手を見下して、いい気分になりたいのが透けて見える職員さえ存在している、ように思える。
自分の勤め先がカオスじゃないと思いたい。誇りあるケースワーカーでいたい。内側から嫌われ職場と見られようが、それがなにか問題でも?

だって、自分だって働けなくなるかもしれないし、病気になるか障害者になるかは他人ごとではない。高齢者にもなるし、まあ明日死ぬかもしれないが、必ず自分にも起こることなんだから。