早すぎないか

　ああ。目と鼻とのどと顔と耳のなかがかゆい。早すぎないか花粉。

　鼻詰まる→口開けて寝る→のどイガイガ、ときてこれで終わりか、風邪か～、と鼻をかんでいたら、どんどんティッシュがなくなった。

　会社生活で何が困るって、来客対応中の鼻水が困る。電話も困るが、花粉飛散中の来客はスリルの連続だ。それで薬の出番となるも、多くは眠くなる成分が入っているし。ということでどうしてもつらいときに飲むのだけれど、そのどうしてもが、いきなり来た。

　席にいても、天井を見上げて、パソコンを打つ手がしばしば止まる。たまにだったら、まあ誰にもあることだけれども、鼻水をどうにかするために天井を見上げることは、社会人のお作法としてどうなのよ、である。いや、わかっているのよ。自分でも。

　花粉症って、がんや心臓病とかと違って、命にかかわる重病ではないだけに、鼻水と闘う姿がギャグのようだけれども、これってアレルギー反応だよね。アナフィラキシーショックとかと根っこは同じである。もちろん花粉で死ぬひとはあまりいないから、むしろちゃんと対策をしとけ社会人なら、という。

　はあ。耳鼻科。いやだけど行くか。