レッツその日暮らし

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粗食、私が思うこと

前のエントリーで、ごはんを炊く話を書いていて、思い出した追加のような記事を。

一人暮らしで自炊をしていると、よくあるのが、材料の使い回しに腐心した結果、同じものを食べ続けることだろう。
一例を申し上げますと、味噌汁にキャベツ、漬け物にキャベツ、主菜が肉野菜炒めでキャベツとか。何にでも、にんじんが入りがちであるとか。一味足りない時には干ししいたけか、生姜、にんにく、ごま油に頼るとか。
似たテーマに、常備食材という考え方があって、これが冷蔵庫にいつもあるというもの。
自分の場合、油揚げの小分け冷凍と、牛乳と卵、納豆、米と味噌と酢と醤油、かつおぶしと乾燥わかめ、麩(ここらは戸棚のなか)、あとは「さしすせそ」の砂糖と塩。あれ?意外に少ないな。

一生懸命やろうとして自分ルールが多いと、自炊も苦しくなってくると思う。昔は、いつでもカレーパーティーができるような食材ストック状況だったけれど、今は、結構真面目にダイエット中なので、あまり買い置きはしていない。スーパーに行き、見切り品の棚を見て、日持ちする野菜と乾物を中心に味噌汁をつくる。半端野菜は漬け物にすればいい。毎日そんなでも、決して栄養失調になったりしないし、そこそこ食生活は充実しているように思う。中年だからちょうどいい。
さらに最近は運動をこまめにするようになって、「これを消費するのにウォーキング2時間分」などと時間に換算してしまい、運動で消費するエネルギーが実は少ないことを実感している。メタボ健診の保健指導を地でいくようなものだ。それから仕事をしていれば、昼ごはんや付き合いの外食もあるから、他が粗食でもフラストレーションは少ないように思う。
この頃は食べ過ぎを防ぐために、菓子パンや惣菜パン、おせんべいやスナック菓子類を自然と控えるようになったし、自宅に買い置きしなくなった。ホームベーカリーで焼いた食パンが、期待以上においしかったので、買い食いのためのお菓子類にまるごと取ってかわった。うちではホームベーカリーは、かなり健康と家計に貢献している。

食べることが好きで、好きなように食べ過ぎては、年をとってから、肥満する一方だ。挙げ句に健康を損なって、食べる自由がなくなってしまったら、元も子もないではないか。だから、食べたい人こそ動かなくちゃいけないのです。