レッツその日暮らし

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千葉県の米はうまい、あとはお茶があればいい

お米が大変に好きだ。といって、こだわる何かを持っている訳じゃない。ガスコンロを使って鍋で炊くのが好きで、それはひとえに電気炊飯器を持たないからなんである。
狭い台所で、貧乏暮らしで、帰宅時間が遅いほうだった。さっと食べて、翌朝に持ち越さないものがよかった。であれば目指すのは旅館の朝ごはんじゃないか。夜に食べても、なんの不都合がある?というわけで、納豆、焼きのり、漬け物や佃煮類と、具沢山の味噌汁、炊きたてごはん。そういう食生活になり、それに慣れてしまった。そして何より、鍋は使い終わったらしまっておける。コンセントを気にすることもない。ちなみに肉や魚や揚げ物といった、いわばメインをはれるおかずは、会社のある日の昼ごはんで摂ることにした。必然的に、米のごはんが自炊の中心になっていった。なにせおかずが要らないので、米びつはすかすかの冷蔵庫へ。とある夏、Amazonに背中を押され、えいやと思いきって家庭用精米機を購入してからは、玄米購入が主になった。おかげでマイぬか床まで管理するようになったが、後悔はしていない。

精米機を買う前、お米は、着物のお嬢さんのパッケージが目をひく「千葉県産ふさこがね(白米)」を好んで買っていた。うちは東京の千葉県寄りなのだ。それまで実家で好んでいたコシヒカリあきたこまちは、あまり安売りにならなかったのもある。そしてこのふさこがねは、コシヒカリに似た食味で、冷めてもおいしい。ただし丸みのある米つぶひとつひとつが、炊きたての鍋の中で、ピカピカに光って立っていると、ついおかわりしてしまうから、冷やごはんはあまり発生しない。また全国的にブランド米として名高い「千葉県産多古米コシヒカリ」も、とてもおいしい。多古の米は、高いがうまい。香りがよくて、弾力があって、どんどん食べてしまう。
やがて精米機を買ってからは、外出先でお米屋さんをみつけては玄米で少量買って、お米の銘柄をあれこれ試すのが半ば趣味のようになっている。今は、砂町銀座商店街でみつけた埼玉県北川辺産のコシヒカリを賞味中だ。精米したてで炊きたてで、しかも新米だから、尚更おかず要らずである。先日は、北川辺の道の駅に行ってみたくなり、実際に行ってみた。

千葉県は関東有数の米どころだ。新米が出回るのも、温暖な気候のためかとても早い。この度の台風被害で農作物に甚大な損失があったという報道を聞くにつけ、なにか購入できないかと気にしているのだったが、折悪しくというべきか、只今ダイエットに全力投球なので、なかなか大きな消費に至らず、申し訳なく思っている。
しかしここで力説したい。関東人のみなさん、新潟、山形、秋田ばかりが米どころではありません。秋の行楽でちょっとそこまででかけたら、千葉をはじめとする関東平野のお米を、食べてみてください。道の駅でも直販所でも、地元のおいしいものだらけです。これまでの「お家ごはん」、味はともかく先入観で、魚沼産コシヒカリを選んでいただけかもしれないですよ。

そして申し訳ないついでにいうなら、このキャンペーンはパナソニックの電気炊飯器タイアップではなかったかしら。いいえ、そんなことは承知ですともよ。そんな電気炊飯器で炊いたごはんがどれだけおいしいか、この私に教えたい奇特な方がもしおいでになりましたら、ぜひ塩むすびをご馳走してくださいませんか。




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