レッツその日暮らし

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老いを自覚した

ちょっとボーッとしていた。あまり深く考えずに泳ぎだした。近所のプールのことだ。
監視員のお兄さんに頭を押さえられていた。びっくりした。右側通行なので、と3回くらい聞いた気がする。逆走していたのか···?
全く無自覚に、高速道路でニュースになる高齢者ドライバーのような状態になっていたらしいのだ。
こういうときのための監視員とはいえ、皆さんごめんなさい。二度としません。
だから老害って言われるんだね。ホント申し訳ない。
対岸に人が立っているのが見えたので、道を空けなきゃ、自分は空いているほうを通らなきゃと思ったのだ。多分ふたつが混線して、ボーッとしていたのでこうなった。普段、右に寄り過ぎて肘にあざができているほどだというのに。(右ひじがロープに当たって青あざになっている。最初は理由がわからなかったが、邪魔になってはいけないと思うあまりに、寄り過ぎていたみたいだ。)
怖くなったけど、平静を装ってウォーキングレーンに移り、残り時間は修行僧のような面持ちで歩いた。
ウォーキングレーンはおしゃべりの渦で、割りとゲスな悪口や噂話の類いも盛んである。その場にはもう、当人はいないかもしれないが、さっきから一部始終を聞いている人間がすぐ後ろにいるのに、さっきまでいて今いないA さんの陰口が始まったりする。
多分自分も陰口ネタを提供して、文句言われてるんだろうな。
あと、ウォーキングレーンは、男女が自発的に二手に分かれて、深いほうが男性、浅いほうが女性の渦である。どっちの渦も、3人くらいが小グループを作って、割りと声高にしゃべっている。バラけてくれば静かになって、渦もひとつになる。人間観察としてはちょっと面白いので、今度は誰がリーダーかとか、時間帯はいつかとか、観察してみようと思うのだが、運動しだすと忘れてしまうのだった。