ハーブ二種を買った

近所では割りと古い、一軒のホームセンターでハーブの苗を買ってみた。
そこで売られている草花はあまり大事にされている感じがしない。入荷してすぐのきれいな子達と、前からいる子達の差が見てとれる、そのような雰囲気を醸し出す品揃えなのだ。それで、なんとなく、ポットいっぱいに根が張っていそうなレモンバームとローズマリーを見つけて、「うちに余ってる鉢があったなあ」「鉢増ししたらどうだろう」と買って帰った。これを、愛好家の間では「救出」と呼ぶとか呼ばないとか。
早速、ベランダに転がっている適当なプラの鉢に植えてみたが、作業中にもいいにおいがし、手を洗った後も気分が良い。
なるほどアロマテラピーだしねえと思いながら、早くも今後の収穫に期待しはじめている。
ほかにはミニバラと八重咲きのジュリアン、生体ではメダカも入荷して日が浅い雰囲気で、買いたかったけれど、我慢した。

先週老人ホームの見学を勧めたひとが、とても気に入ったようで、こっちとしてはうまく行き過ぎの展開だった。多分久し振りのお出かけであったろうし、ひとりぼっちの自分のことを心配してくれるひとがいるんだわ！という嬉しい気持ちが先に立ったのだろう。担当者を喜ばせようとする意図もあったかもしれない。でもアパート一本槍だったのに「不動産屋いくのめんどくさくなっちゃったわよ！」というのはどこまで本気だろう。リップサービスだとしたらさすがは年の功だな。

彼女の入所が決まったら、うちにうじゃうじゃいるポトスを里子に出そうと思う。