魔女の一撃

ただし随分と手加減したバージョン。いわゆるぎっくり腰である。またやってしまった。

今回は起き抜けに布団の上であぐらをかいた瞬間に、来た。

ピッと電気的な刺激があり、しばらくそのまま痛みが通りすぎるのを待った。上半身をゆっくり動かしてみる。角度によりけりだがいちおうO.K. 、そしてお尻はそのまま足を動かしてみる。よし、こっちもいちおうマル。あぐらをほどく。

立ち上がり動作と歩き出し、前屈も、時間をかければ大丈夫。やれやれ、今日の予定は変更しなくてもよさそうだ。

自転車とウォーキングその他で、人生初なほど毎日運動しているのになぜ腰が痛いのか。納得できずにネット検索してみると、腰痛というのはお尻の筋肉も大いに影響するらしい。確かに、ママチャリにずっと乗っていると臀部の筋肉はほとんど使わず、ほぼ足だけの力で前進できている。たまに立ちこぎをすると、ようやく使うかなという感じである。毎日ママチャリと散歩で油断していたのを、予期せぬ開脚動作が引き金になったのかもしれなかった。

まあいい、ロードバイクのみどり号も準備ができたし、これからは臀部の筋肉にもたっぷり働いてもらうことになるのだ。

そして昼から、精神保健福祉士の国家試験ガイダンスなるものに参加。後半はほとんど講座と書籍の販売促進みたいな感じで早く帰りたかったのだが、椅子がふわふわしていて腰が痛み、なおさら立ち上がるのが面倒になり、最後まで聞いてしまった。雨の七夕の日曜日に、社会人集めて半端なプロモーション活動をしたら、温和な私もイライラするが、今日は魔女の一撃に免じて許そう。

東京駅にほど近い大手町駅で、東京えんとつcafeというお店があったので、かわいらしいケーキを家族の手土産に買って帰る。傘を差しながらケーキの箱を下げて帰るのが意外に難しかった。