木を見て森を見ず

精神保健福祉士の短期養成校に申込みをしたところ、実習免除をめぐるちょっとしたやりとりが学校と私の間で交わされた。こちとら社会人入学である、しかも専門学校でその分野をピンポイントで学びたい意欲を持っている。国家試験に合格し資格をとって、その後の業務に役立てたいのだから、高卒直後の入学生とは選考のポイントが違う。そう思った。
しかし学校事務局は、そういうこちら側の背景にはあまり理解や想像が及ばないようだったので、今はただ静かに合否の通知を待っている。
ここに一応メモとして書いておきたいのは、自治体が設置する福祉事務所において、現業員を任命するのは自治体の長で、福祉事務所長ではありません。そしてそのことを証明できるのは、人事課長だというだけです。これがそんなに難解でしょうか？私は仕事でもっと複雑な説明を、窓口でしています。通じないはずがないと思っているのですが。

きっとあのときの事務員さんは木ばかり見て森が見えなかったのです。