レッツその日暮らし

warmsound.hatenablog.com

よくないホームセンター

ゼラニウムとポトスについては、頑丈でいきいきした奴らで、乾燥に強いので、我が家では長命な鉢植えなのだけれど、こいつらは新種がポコポコ出ていて、かつ、挿し木も容易であって、気がつくと窓辺やベランダを埋め尽くすことになる。
ゼラニウムは、水やりのとき花に水がかからぬよう、株元にやる。ちょっと雨に濡れても花が傷んで惨めになるので、自然と、軒下とかそういう場所に置くし、逆にポトスは葉水といって霧吹きしてやると葉が肉厚になってくる。

昨日立ち寄ったホームセンターは全国区のチェーンだと思う。しかし園芸売り場の担当者が、ゼラニウムの花だろうとトマトの苗だろうと頭から水をぶっかける人なのらしい。私はゼラニウムの花が水をかぶり続けて団子状になっているのを、店頭で見たのは、そのときが初めてだった。

哀れというか痛々しいというか、農家だって手塩にかけただろうに、どうしてこれをそのまま置いておけるのか。それでまた一鉢買って帰った。

今年の正月はここで、加湿と低温で溶けかけたポトスタワーを買った。昨日は団子状のゼラニウムだ。いずれも購入は定価である。ここは、入荷日以外に行ってはいけない店なのだろう。
個人営業のお花屋さんが減って、スーパーでも生花の取り扱いが減り、こんな店しか残らないなんて、つまらないことこの上ないが、これがスタンダードなんだろうか。

溶けて捨てられる運命の植木に自分を重ねて、哀れを感じさせる商法だとしたら、お願いだからもっと全うな商いをしてください。
以上です。