レッツその日暮らし

warmsound.hatenablog.com

事実のほうが面白い

 書いてあることより、実際体験していることのほうが、ずっと面白い。
 これは、面白い本やブログ記事を読んでいていつも感じている。昨日は、職場を異動するにあたりお世話になった方への挨拶に行ったのだけれど、その方と話している間にもその思いを深くした。
 録音よりもライブがよいという意見は多くて、自分はどちらかといえば、スタジオ録音とライブは楽しみ方が別ものであると思っている。そしてライブ録音とライブが違うように、人とは会って話して、初めて通じあう何かがあるんだろうと思う。
 挨拶に行ったのは学校の先生だったから、職員室に入った。話し終えたらお見送りしてくださったのだが、別れの挨拶をする大人の真横を、ズボンを半分下ろした男子生徒が通った。先生は一言「ここでは脱がない!」とだけ言ったのだ。初めて聞いたフレーズなと感心しながら帰路についたのだった。
 そのとき生徒は三人いて、多分ひとりがふざけていたのだ。いじめとか疾病からではなさそうだった。半ケツの彼は、決定的なラインは死守しつつも、仲間内でのコミュニケーション中に必要に迫られて、そうしていたんだろう。それにしてもズボンを脱ぐコミュニケーションて。今時の子どもは苦労するなあ。