レッツその日暮らし

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渦中を振り返る

今の会社に勤務し始めて、ざっと15年が経ったことになるのだが、その期間中、自分の席はここにあるのか不安でなかった時はない。周りがきちんとした人間で、自分は駄目人間だから、いつか出勤しても席がない日というのが、事前の告知もなく、やってくるのに決まっている。そう考えて勤めてきた。
でもその割には悲壮感や危機的はなく、自暴自棄にもならずに今日に至る。ただし勉強はした。不惑の少し前に大学の通信教育学部に入り、基準より1年長く在席して卒業した。世間より20年遅く学士になって、一度国家試験には落ちているから、端から急ぐ気はない。そのスタンスだった。
転職を目指す学び、転職を目指す資格取得だったら、もっとヒリヒリした自覚のもとで取り組むだろうから、その渦中にいるのは辛かっただろう。けれど全くもって、そういう痛みは感じることがなかった。今の職場を踏み台にして俺はやってやる!などという気概もない。知識が裏付けられて賢くなれた気がして楽しかっただけだ。ただ、今の職場では、自分のしたい仕事は求められておらず、もっとこうしたらいいのにと思ったところで周囲の理解は得られない(ことが多くなってきた)ために、最近では「同じアウェイ感でも中身が違う」。なんだろうこの感じ。
詰まるところは所属の欲求、自己に対する肯定感、自己満足ということか?遅すぎた自分探し?いやいや、そんなはずでは。

などという間に時は流れる。あと22日、今日もレッツ脳トレである。