看護の日イベント@都立松沢病院

今日は松沢病院へ。看護の日にちなんだイベントに参加してきた。
「生活習慣をふり返ろう」と題して、内科医による高血圧および管理栄養士による減塩にからむ市民公開講座があり、相談員や看護士、栄養士らの手による、各種催しがあって、どれも趣向を凝らしていて楽しかったのであるが、中でも資料館の見学が最高だった。

資料館は正式には「日本精神医学資料館」という名称で、建て替え前で昔の保護室や、看護婦（士）詰所=ナースステーション、がそのまま残っている。座敷牢の写真もあるし、患者が作った船や描いた油彩、温熱療法で用いたバスタブ、電パチの機械、脳のホルマリン漬けに使用していた容器、他、心を揺すぶられる多数の展示を、名調子と言いたくなるような解説付きで見学してきた。
見学の最後には、院内の「喫茶室パイン」で、就労Ｂ事業所についてのレクチャーもあり、大変に満足。
お土産に、ガー子ちゃんイラスト入りのクリアファイルと、デイケアでの成果物である、陶芸品をひとつ、もらって帰ってきた。
そしてついでと言っては失礼ながら、「中部」でも見学を受けていて、次はこちらに参加したいと思っている。

ここで働いてみたい、入職が無理ならボランティアとして働きたい、そう思った帰路だった。