レッツその日暮らし

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菜の花と桜の土手に行った

桜吹雪の舞う、好天の権現堂堤に行ってきた。権現堂堤というのは、埼玉県内にある桜の名所で、東武線の幸手という駅から歩いた。

途中の肉屋さんで揚げ物を買い、道中でつまみ食いするのが、ここでの過ごし方。

桜の土手の下には一面の菜の花畑で、青い空とマッチして、天国のようなところである。

外国人旅行者がずいぶんと多く、すれ違うと、ここがどこだか混乱するくらいの頻度であった。日本の観光ガイドに載っているのだろうか。電車の路線としては日光にいく手前であるし、日本情緒満点といえば、そのとおりなのであった。

仕事のほうは、相変わらずごちゃごちゃと落ち着かなくて、右に左に揺れ動いているけれど、そんなことを忘れる、いい景色だった。満開の桜もいいが、散り始めた桜もいいものだ。

少し前には、精神保健福祉士の養成校の教科書が届いている。中央法規出版のもので、社会福祉士のときと似ている。少し眺めて、一応、記憶に残っていることを確認した。

今いる職場は福祉事務所というところだが、もともとは病院の仕事がしたいと思っていて、転職サイトなどをみて問い合わせをしている。病院というところがどういう仕事をすべきところなのか、いまいち想像の域をでないのだけれども、相談援助職でいる限りは、あまり外れてもいないだろうと思っている。そして病院だから今よりも経験になるかはわからないし、第一、自分がつとまるもんなのかどうか自信もなく、見学の意向を伝えてみた。

そうしたら、1軒目のクリニックは「見学だけではダメ」という返事。まあそれはそのとおりで、面接と見学がセットだということ。しかし、見学してみて面接も受けたけど自分ないしは病院がだめだこりゃ、の場合もあるので、まずは普通に履歴書と職務経歴書を準備して、普通の求職者らしく手順を踏んでみようと思っている。

2軒目は、まだ返事がないが、1軒目よりもうんと小さな規模で、業務内容もより想像がつきやすかった。仕事が違うのだから、不慣れは当たり前としても、募集内容に見合った働きが自分に務まるのかどうかを、面接担当者に客観的に見てもらえるのは、いいチャンスだと思った。

こっちは学校出たての若者ではないし、アルバイトでない職務経験もそれなりに積んでいるから、この時期に自分の「社会人としての」市場価値がどれほどあるのかを見てもらうのは、いい経験なのではないかと思っている。そんなことを考えながらの花見なのだった。